名古屋で味噌カツを食べたいと思っても、「有名な矢場とんに行けばいい?」「せっかくなら老舗も気になる」と迷う人も多いのではないでしょうか。
味噌カツは、味噌だれの作り方やカツの提供方法が店によって異なるため、単純に「1位だから一番おいしい」と決めにくい名古屋めしです。名古屋市公式観光情報でも、味噌だれは各店が調味料などを加えて工夫し、カツへかけるタイプや味噌だれへ浸すタイプなどがあると紹介されています。
そこでこの記事では、「初めての名古屋旅行」「老舗の味噌カツ丼」「大須観光」「鶴舞方面」など、目的別におすすめ店をランキング形式で紹介します。
名古屋の味噌カツおすすめランキング
今回のランキングは、口コミ数だけで順位を付けるものではありません。
公式情報で確認できる歴史、店舗の立地、看板メニュー、旅行者の使いやすさをもとに、「どんな人に向いているか」で整理しています。
| 順位・目的 | 店舗 | エリア | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 初めての名古屋1位 | 矢場とん | 名古屋駅・栄・矢場町など | 店舗が多く王道を選びやすい |
| 老舗・歴史重視1位 | 味処叶 | 栄 | 元祖味噌カツ丼を掲げる一店舗の老舗 |
| 専門店重視1位 | とん八 | 鶴舞 | 味噌かつ・とんかつ専門店 |
| 大須観光1位 | すゞ家 赤門店 | 大須 | 昭和22年創業の老舗洋食店 |
| 中心部以外も開拓 | 矢田かつ・比呂野など | 大曽根・川名方面 | 再訪時の候補 |
「総合1位」を無理に決めるより、自分が何を求めているかで選ぶほうが、実際の名古屋旅行では使いやすいでしょう。
初めての名古屋なら1位は「矢場とん」
初めて名古屋で味噌カツを食べるなら、まず候補にしやすいのが矢場とんです。
矢場とんは1947年創業。現在は矢場町本店のほか、名古屋駅エスカ店、名古屋駅ルーセント店、名古屋駅三井ビル北館店、栄LACHIC店、金シャチ横丁店など、名古屋市内に複数店舗を展開しています。
なぜ初めての人に選びやすい?
旅行者にとって大きいのは、「味噌カツを食べるためだけに遠くまで移動しなくてもよい」ことです。
新幹線利用なら名古屋駅、買い物なら栄、名古屋城観光なら金シャチ横丁というように、その日の予定に近い店舗を選べます。
わらじとんかつなど看板メニューもある
矢場とん公式メニューには、ロースとんかつや串かつ、どて煮など複数の名古屋らしい料理が掲載されています。
名古屋観光で「まず定番を押さえたい」という人にとっては、店選びと注文のしやすさを含めて候補にしやすいでしょう。
老舗・歴史重視なら1位は「味処叶」
「有名チェーンより、名古屋で長く続いている一店舗の味を食べてみたい」という人には、栄の味処叶が候補です。
味処叶は1949年(昭和24年)創業。公式サイトでは、先代が味噌カツを考案した店として「元祖味噌カツ丼」を掲げ、現在も創業当初と同じ一店舗のみで営業しています。
看板は味噌カツ丼
公式店舗情報では「味噌カツ丼」が掲載されており、栄駅から徒歩約3分、矢場町駅から徒歩約6分です。
カツ・味噌だれ・ご飯を一体で食べる味噌カツ丼なので、「定食よりも丼で名古屋らしい一食を味わいたい」という人にも向いています。
現在は昼営業のみ
2026年8月時点の公式店舗案内では、営業時間は11時~14時30分で、「現在は昼営業のみ」と記載されています。
以前の営業時間を掲載したブログや口コミも残っている可能性があるため、夜に行く予定なら特に注意してください。
専門店を目的に行くなら1位は「とん八」
名古屋駅や栄から少し移動してもよいなら、鶴舞の「とん八」も候補です。
公式サイトでは「名古屋の味噌かつ・とんかつ専門店」として紹介され、鶴舞駅から徒歩約5分。2026年8月時点では火曜・日曜定休と案内されています。
観光地ではなく店を目的に選ぶタイプ
矢場とんのように市内各所へ店舗を展開する店とは違い、とん八は「鶴舞まで食べに行く」という選び方になります。
鶴舞公園などへ行く予定がある人や、二度目以降の名古屋旅行で王道以外も試したい人には組み込みやすいでしょう。
「名古屋駅から何分で行けるか」だけではなく、味噌カツ・とんかつ専門店を一食の目的にする人向けの店です。
大須観光なら1位は「すゞ家 赤門店」
大須観音や大須商店街を歩く日なら、「すゞ家 赤門店」を候補にできます。
名古屋市公式観光情報によると、すゞ家赤門店は昭和22年創業の老舗洋食店。看板のとんかつには、きめ細かい自家製パン粉を使っていると紹介されています。
味噌カツだけではない老舗洋食店
すゞ家は、とんかつだけでなくカニクリームコロッケやビーフシチューなども扱う洋食店です。
そのため、同行者全員が味噌カツを食べたいわけではない場合にも候補にしやすいでしょう。
「大須へ行くのに、味噌カツのためだけに名古屋駅まで戻る」という動きにせず、観光ルート上で食べられるのもメリットです。
矢場とんと味処叶はどちらがおすすめ?
初めて検索した人が特に迷いやすいのが、この2店でしょう。
どちらが上というより、目的が違います。
矢場とんがおすすめの人
- 初めて名古屋へ行く
- 名古屋駅周辺で食べたい
- 店舗を選びやすいほうがいい
- 王道の名古屋めしを体験したい
- 複数のメニューから選びたい
矢場とんは市内に複数店舗があるため、旅行ルートへの組み込みやすさが強みです。
味処叶がおすすめの人
- 栄周辺へ行く
- 老舗の一店舗を訪ねたい
- 味噌カツ丼を食べたい
- 料理の歴史にも興味がある
味処叶は一店舗のみで営業し、「元祖味噌カツ丼」を掲げています。
便利さなら矢場とん、店そのものを目的にするなら叶と考えると分かりやすいでしょう。
名古屋駅で味噌カツを食べるなら?
新幹線の前後に味噌カツを食べるなら、名古屋駅周辺に複数店舗がある矢場とんが候補になります。
公式店舗一覧では、名古屋駅エスカ店、名古屋駅ルーセント店、名古屋駅三井ビル北館店などが掲載されています。
名古屋駅は広いため、「名古屋駅の矢場とん」というだけで決めず、自分が新幹線口・桜通口のどちらにいるか、ホテルや次の目的地がどちら側かまで確認して店舗を選びましょう。
短時間の旅行では、「ランキング1位の本店へ行く」ことより、現在地から近い店舗を選ぶほうが旅程を崩しにくくなります。
栄なら味処叶と矢場とんを比較
栄周辺には味処叶があり、矢場町方面まで含めれば矢場とん本店なども候補になります。
栄で味噌カツ丼を目的にするなら叶。
「丼に限定せず、いろいろなみそかつメニューから選びたい」なら矢場とんという選び方ができます。
宿泊先が栄なら、わざわざ名古屋駅へ戻らず栄周辺で食べるほうが移動も少なくなります。
大須ならすゞ家も候補
大須周辺では、すゞ家赤門店が名古屋市公式観光情報にも掲載されています。
大須は食べ歩き店も多いため、味噌カツを昼食の主役にするなら、その前に軽食を食べすぎないほうがよいでしょう。
大須観音や商店街を歩いたあとに一食として食べる、というルートにすると組み込みやすくなります。
「味噌カツ発祥」は味処叶で決まり?
味噌カツの発祥について検索すると、複数の説明を目にすることがあります。
味処叶自身は公式サイトで、先代が味噌カツを考案したとして「味噌カツ発祥」「元祖味噌カツ丼」を掲げています。
一方で、地域料理の起源は複数の説や証言が存在する場合があります。
そのためこの記事では、「味処叶が公式に発祥を掲げている」という事実として紹介し、名古屋の味噌カツ全体の唯一の起源まで断定しない形にしています。
初めてなら丼と定食どちらがおすすめ?
味噌カツは、店だけでなく提供スタイルでも印象が変わります。
味噌カツ丼
カツ・味噌だれ・ご飯を一緒に食べたい人向け。
味処叶のように味噌カツ丼を看板にする店を選ぶなら、店の代表的な食べ方として注文しやすいでしょう。
定食
カツとご飯を分けて食べたい人向け。
「最初はカツだけ」「次はご飯と一緒」というように、自分のペースで食べやすいのがメリットです。
大判メニュー
旅行らしいインパクトを楽しみたいなら、大判のとんかつなどを選ぶ方法もあります。
ただし、量は店ごとに違うので、写真だけで判断せず現在のメニューを確認してください。
ランキングだけで決めないほうがいい理由
味噌カツは、全国統一のレシピで作られている料理ではありません。
名古屋市公式観光情報でも、味噌だれは各店が調味料などを加えて個性を出し、カツの上からかけるものと味噌だれに浸すものなどがあると紹介されています。
つまり、
「口コミ1位だから、自分にも一番おいしい」
とは限りません。
むしろ、
初めてだから王道
栄にいるから叶
大須観光だからすゞ家
鶴舞まで行くからとん八
というように、場所と目的で選ぶほうが実際には失敗しにくいでしょう。
名古屋の味噌カツランキングに関するQ&A
初めて名古屋で味噌カツを食べるならどこ?
旅行ルートへの組み込みやすさを重視するなら、名古屋市内に複数店舗がある矢場とんが候補にしやすいでしょう。
老舗の味噌カツ丼なら?
栄の味処叶があります。
1949年創業で、現在も一店舗のみで営業し、「元祖味噌カツ丼」を掲げています。
大須でおすすめは?
大須では、昭和22年創業の老舗洋食店「すゞ家 赤門店」が名古屋市公式観光情報にも掲載されています。
鶴舞方面にも味噌カツ店はある?
「とん八」が鶴舞駅から徒歩約5分の場所で営業しています。
公式サイトでは味噌かつ・とんかつ専門店として案内されています。
本当にランキング1位を決められる?
味の好みがあるため、絶対的な1位を決めるのは難しいでしょう。
この記事では、口コミ順位ではなく、初めて・老舗・専門店・観光エリアなど目的ごとの1位として整理しています。
まとめ|名古屋の味噌カツランキングは「目的別」で選ぼう
名古屋の味噌カツランキングを見るときは、単純な1位~10位だけで店を決めるより、自分が何を求めているかから選ぶほうが実用的です。
初めての名古屋旅行なら、1947年創業で名古屋駅や栄などにも店舗がある「矢場とん」。
老舗の味噌カツ丼を目的にするなら、1949年創業で現在も一店舗のみの「味処叶」。
鶴舞方面なら味噌かつ・とんかつ専門店の「とん八」、大須観光なら昭和22年創業の「すゞ家 赤門店」も候補になります。
「ランキング1位だから行く」のではなく、名古屋駅・栄・大須・鶴舞などその日の行動エリアと、王道・老舗・専門店のどれを体験したいかを組み合わせれば、自分に合った味噌カツ店を選びやすくなるでしょう。
※この記事は2026年8月時点で確認できる店舗公式サイト、名古屋市公式観光情報などをもとに作成しています。営業時間、定休日、メニュー、価格等は変更される場合がありますので、訪問前に最新情報をご確認ください。


コメント